2015年5月27日水曜日

6/30ブティ集中レッスンのご予約状況

6月30日、イベント「刺しゅうの集い」でのブティ集中レッスン、あと1席となりました。
ご検討中の方いらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。


旅する刺しゅう家えびすちゃん主催のイベント「刺しゅうの集い」では
Jeunetさんはチリアエンブロイダリーでの講師を11年勤められ、この春独立なさった先生です。
素敵なブローチを制作できますよ。

アアリワーク、ブティともに5時間のレッスンですが、お昼の時間を利用しての交流会もございますので、お弁当をご持参ください。
刺しゅう好きが集まるということで、いろいろな刺しゅうのはなしや情報交換が楽しくできればと思います。
交流会はえびすちゃんが中心となって進めてまいります。
旅する刺しゅう家ならではのおしゃべり、乞うご期待ください。
交流会はもちろん自由参加です。
築地は美味しいお店もたくさんありますので、お昼の時間を利用して外にお食事にお出かけになるのもいいですね。

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2015年5月22日金曜日

手仕事に関する言葉のメモ

先日トラプントとブティに関する記事を書きました。
そういえば、イタリア語で「刺しゅう(ステッチ)」のこと「punto」って言うなぁと思い、「trapuntoトラプント」の語源と関係あるのか気になって、
ちょっと調べたのでメモしておきます。

「trapunto」という語を調べてみると、
「trapungere」(刺す、キルティングする、ステッチする)の過去分詞とある。

「tra」  はラテン語の接頭辞で trans のこと、「横切って・貫いて」の意味。
「pungere」刺すという意味。
trapunto ... 貫いて刺すイメージかな。

trapungereの過去分詞がtrapunto
それをフランス語に当てはめると、
matelasser(キルティングするという意味の動詞)の過去分詞がmatelassé(キルト、キルティングされたもの)
発音は「マトラッセ」

ちなみに、シャネルの格子状にキルティングみたいにステッチがされてるバッグもマトラッセという名前ですよね。

こうした言葉を調べてメモしておくと、本を読んだりウェブ検索の際に役に立ったり、思わぬところで共通の言葉や語源が出てきたりして面白いです。

他には...
イタリア語で「刺しゅう」を表す語としては「ricamo」という語もあります。
ricamo(伊) = embroidery(英) = broderie(仏)
punto(伊) = stitch(英) = point(仏)

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2015年5月20日水曜日

ブティとトラプントの違い、ブティの作り方

ブティとトラプントは何が違うのかという質問がよくあります。
なので、今日はそれについてのおはなし。

トラプントはイタリアのキルトの技法で、トップ+キルト芯+裏布の3枚を重ねてキルティングを施し、部分的に綿や毛糸などコードを詰めるというものです。裏布を切って綿を詰め再び裏布を縫い合わせることもあるようです。
トラプントもブティもルーツは同じ、14世紀にシチリアで作られたトリスタンキルトだと言われています。
南フランスのマルセイユはブティのアトリエが多くあった場所の一つですが、その昔、東方貿易で栄えた港町ということはみなさんご存知だと思います。
マルセイユではシチリアから来たお針子を雇っていたそうです。

トラプントとブティ、ルーツも同じで作り方など似ているところもたくさんあるのですが、一番の違いはブティではキルト芯は使わないということです。
ブティの出来上がりがふっくらとしている点はキルトにとても似ていますが、手法としてはどちらかというと刺しゅうです。
(キルティングを表すフランス語としては「Matelassageマトラサージュ」があります。)

ブティの方法
ブティはまず2枚の薄い布を重ねてステッチ(ランニングステッチやバックステッチなど)を施します。
ステッチが終わったら、裏からコットンヤーンを2枚の布の間に詰めていきます。(先が尖っていない針を使って引き入れていく)
こうすることによって、コットンヤーンが詰まっている部分と詰まっていない部分ができ、ドラマチックな陰翳ができます。
それが「布の彫刻」と呼ばれる所以です。

コットンバチストを2枚重ねてステッチしているところ

ステッチが終わったらコットンヤーンを詰める

詰め終わったところ
写真を見ていただくと、コットンヤーンを詰めた部分は白く、詰まっていない部分はグレーに見えませんか?

太陽の光にをあてると、今度はコットンヤーンを詰めたところは暗く、詰まっていないところは光が透けて明るく見えます。
(写真を撮り忘れたので別の作品でごめんなさい!)


ブティは基本的に表布・裏布・詰め糸、全て白です。
しかし、詰め糸によってモチーフが立体的になると、そこにあたる光によって、白から黒に至る間のあらゆるグレーがブティに表情をつけるのです。



6月30日のレッスンはあと2席となりました。
お問い合わせはどうぞお気軽に。

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2015年5月13日水曜日

ブティ 帽子のピンクッション

6月30日の集中レッスンでの課題作品を考えるにあたり、
もうひとつ候補がありました。
それがこちら。
帽子のモチーフ。
そろそろ暑くなってきたので、帽子もいいかなと思ったのですが・・・

ティーカップが丸い上に帽子も丸でちょっと分かりにくいかな?ということで、
今回はコクリコのモチーフが採用となりました。

帽子のモチーフは再考して別のなにかにする予定です。

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2015年5月10日日曜日

トリコロールと3つの花

フランスの国旗、通称トリコロール。
青、白、赤のフランス国旗ですが、この3色はそれぞれ花で表現されます。

青は矢車草 (bluet ブルーエ) 
白はひなぎく (marguerite マルグリット)
赤はひなげし (coquelicot コクリコ)

ちょうどこのブローチのように、これら3つの花が組み合わさったモチーフはよくあります。
ちなみに、ブローチは蚤の市で買った1930年頃のもの。


3つともとても好きな花なのですが、特にひなげしは一番好きな花です。

それで、何が書きたかったかというと・・・
6/30の「5時間集中レッスン」にひなげしのモチーフを選んだ理由。
単発のワークショップやレッスンでは、なるべく季節感のあるモチーフを選ぶようにしています。
でも、6/30だとひなげしはちょっと季節が違いますよね〜。

6/30というと梅雨真っ只中。
あじさい、花菖蒲、ゆりなどが季節だけど、どれもモチーフとしてぴんとこない・・・
なにか素敵なモチーフ・・・と考えていたところ、
7月14日(Quatorze Juillet)フランス革命記念日が近い!
ということで、トリコロールの3つの花の中からモチーフを選ぶことにしたのです。
そうして出来上がったのがこちらの「コクリコのピンクッション」

このピンクッションは6月30日の「南フランス伝統刺しゅう”ブティ”5時間集中レッスン」にてお作りいただけます。

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映画「ディオールと私」

オートクチュールの象徴ともいうべき老舗ディオール。
そのディオールのドキュメンタリー映画が現在、渋谷東急文化村で上映中です。

なかなか観に行く時間がなかったのですが、そろそろ終わりそうなので木曜日に観に行ってきました。

去年の年末年始、銀座でディオールの大規模な展示会がありました。
1947年から今日に至るまでのディオールの歴史がつまった展示会で、息を飲むような美しいドレスの数々、アクセサリーやフレグランスももちろんのこと、様々な資料やトワルまで、ディオールのクリエイションをじっくりと堪能できる素晴らしい展示会でした。

こちらはその展示会で撮った写真。
入場無料の上、写真撮影もOKという太っ腹!

ディオールの象徴ともいうべきバースーツ
この展示で一番好きだったドレス
美しいトワルの数々


そして今回の映画は、そんな素晴らしいコレクションを作りあげる職人たちと2012年にディオールのクリエイティブディレクターに就任したラフ・シモンズのドキュメンタリー。
展示会で味わった感動の裏側を知ることができるような映画だったわけです。
もちろん展示会をご覧になっていなくても楽しめる非常に素晴らしい映画です。

何かを創っている人たちの真剣な姿は心を打つものがありますよね。
感動して、涙が出そうでした。

映画はラフ・シモンズがアーティスティックディレクターに就任してから最初のコレクションまでのドキュメンタリー。

就任からコレクションまでたった8週間しかないという厳しい状況と、老舗メゾンの歴史と伝統という重圧のなか、独創的なアイデア出すラフとそれに応えようと必死で作業する職人たち。
美しく華やかなオートクチュールの世界の裏側には、そんな誇り高き人たちの物語があることを生々しく描いています。ラフも職人たちも美しいものを創ろうと真剣なため、時には衝突もするのですが、お互いへの敬意と信頼によって結ばれた絆がとても印象的です。

オートクチュールとは単なる贅沢品ではなく、クリエイティブで芸術的なもの。
ものを創る人、アーティストやデザイナーに限らずあらゆるジャンルの職人とそのクリエイションに敬意を払うところはフランスの素晴らしいところの一つだと思います。
オートクチュールというととかく値段の高さや高級さが注目されがちですが、オートクチュールはクリエイティブで芸術的なものなのだという視点で見てみるとより面白い世界が広がるということを感じさせる映画です。

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2015年5月7日木曜日

5/6ワークショップ終了 ありがとうございました!

日付かわって、昨日は代官山アードフィルでのブティのワークショップでした。
来てくださった皆様、どうもありがとうございました!
午前午後にわたって4時間のレッスン、お疲れ様でございました。

今日作っていただいたのはこちら、傘の巾着ポーチ
かなり駆け足での説明となりましたが、少しでもブティの楽しさが伝わったのであれば幸いです。

今日は途中にお昼休憩もあり、みなさんと近くのお寿司屋さんでランチもご一緒することもでき楽しいひと時でした。
(きれいな海宝丼だったので、食べる前に写真を撮り忘れたのが悔やまれる・・・)
レッスンではなかなか生徒さん方とおしゃべりする時間を取ることができないので、今回はいろいろなお話ができてよかったです。ぜひまたこのような機会があるといいなあ。

そして、ブログをご覧になっているという方がいらっしゃって感激です。
できるだけ、みなさんに有益な情報を(そうでもない情報も)提供できるようなブログにしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

今日のワークショップに来てくれた私の友人のブログをご紹介します。
ジャズピアニスト/キーボードプレイヤー/作・編曲家である
矢野美恵さんのブログ「KEY TO JOY」
演奏の動画も見ることができますのでぜひご覧になってください。

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2015年5月3日日曜日

コットンが綿織物になるまで

コットンに関する動画で面白いものがあったのでご紹介させていただきます。
コットンの歴史、栽培からどうやって糸になって綿織物になるかまで詳しく解説された動画です。
フランス語ですが、コットンの栽培に関する実際の映像やテレビセットでの解説などが分かりやすくて見てるだけでも面白い番組です。
ためしてガッテンみたいな感じ。

フランスのテレビチャンネルFrance3の公式アカウントより配信されています。

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2015年5月1日金曜日

Joyeuse fête du travail  5/1の風習

5月1日、メーデーですね。
メーデー(fête du travail)であるとともに、すずらんの日(Jour de muguet)でもあります。
5月1日、フランスではすずらんを愛する人に贈る習慣があります。

それにちなんで、すずらんのモチーフを刺してみました。
茎や葉っぱの部分はクロシェ、花は針を使って。


ちょうど1年前の5月1日はパリにいたのですが、たくさんのすずらん売りが街のあちこちにいます。
パリの花屋さんは随分がんばってるのね、なんて思っていたら、
なんと5月1日は誰でもすずらんを売っていいらしいのです。
ワンブロックおきにすずらん売りがいて、小さなすずらんの花束がセロファンにつつまれて、カゴにいっぱい入っています。
すずらんを贈られた人には幸運が訪れるそうです。

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5/6ワークショップのお知らせ

前ブログでもご案内させていただきましたが、再度掲載させていただきます。

代官山の手芸店アードフィルにてブティのワークショップをさせていただきます。
パリのメルスリーのようなとても素敵な手芸店です。
ワークショップはあと2席ございますので、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
ブログの右側のお問合せフォーム、コメント欄、
もしくはアードフィルまでお願いいたします。
下のほうに詳細があります。

GW最終日、雨の季節に入る前なので傘のモチーフを準備しました。
小さな巾着ポーチになります。
巾着のお仕立てはご自宅での作業になるかもしれませんが、簡単に仕立てられます。
仕立て方の説明書もご用意いたします。

--詳細--
日時:5月6日(水・振替休日)11:00-16:00
*途中1時間程度の昼食時間があります。
場所:アードフィル 代官山駅 徒歩5分
講師:おおたにめぐみ
講習費:7500円 材料キット代込み
持ち物:刺しゅう枠(12-15cmのもの)
    手芸用ハサミ
    待ち針
    筆記用具
*色はマゼンタとミントグリーンがございます。
ご予約の際にご希望の色をお選びください。
*刺しゅう枠は貸し出しも可能です。ご希望の方はご予約の際にお知らせください。

ご不明な点がございましたら当ブログの右側にあるお問合せフォーム、コメント欄、
またはアードフィルへお気軽にご連絡ください。

ご予約も当ブログ、もしくはアードフィルにて承ります。

アードフィル l'art du fil HPはこちら
渋谷区猿楽町9-3 メゾンドコアンナフ3F
tel/03-6416-0738
info@lartdufil.jp

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