2015年8月28日金曜日

トワル・ド・ジュイ美術館

前回アンディエンヌについて書いたので、その流れで、トワル・ド・ジュイ美術館のことを。

去年パリに滞在していたときに訪れた、パリ郊外のトワル・ド・ジュイ美術館。
ルサージュのお友達やパリのお友達と連れ立って8人で遠足気分で出かけました。

場所はPetit Jouy-Les Loges(プチジュイ-レロジュ)駅から歩いて7分くらい。
パリからの移動は、Montparnasse(モンパルナス)から  Versailles-Chantiers(ヴェルサイユ-シャンティエ)まで20分くらい、そこで乗り換えて1駅なので30分くらいで行くことができます。
そう、30分くらいでいけるはずでした・・・。
移動に関してはフランス人の友人に任せて、ついていけばいっか〜と思っていたら、私が想像していた経路と違う。
まあ、いろんな行き方があるのね!と思っていたら、1時間経っても着かず。
さすがに不安になり、本当に大丈夫?と確認すると、安心して!と自信満々。
それを信じてついていったところ1時間半くらいで最寄り駅のPetit Jouy-Les Logesに到着。
どうやら乗り換えなしで遠回りの経路を選んだようです・・・。
乗り換えしたくない場合はInvalides(アンヴァリド)からRER Cでのんびりと行くこともできますよ。

Petit Jouy-Les Loges(プチジュイ-レロジュ)駅 のんびりした無人駅です。


駅から6〜7分歩くと見えてくるこの邸宅がトワル・ド・ジュイ美術館Musée de la Toile de Jouy)です。


トワル・ド・ジュイのかわいいオブジェがお出迎えしてくれます。


展示は奥のほうに撮影禁止の展示室があって、手前のほうの展示スペースは撮影OK。
生地のサンプルや、プリントに使われた版木などの道具を見ることができます。







トワル・ド・ジュイといえば、牧歌的な風景画、神話やオペラを題材とした風雅な柄や可憐な植物柄ですよね。

でも、こんな変わった柄もあります。


謎の動物、coqcirgrue(コクシグル)。
想像上の生き物。
なんともゆるい!思わず笑ってしまいます。




<トワル・ド・ジュイ美術館ウェブサイト>
http://www.museedelatoiledejouy.fr
<英語のインフォメーションはこちら>
http://www.museedelatoiledejouy.fr/infospratiques-multilingues.aspx#I0000679c

(参考文献)
Anne de Thoisy-Dallem 『Le Musée de la Toile de Jouy』Musée de la Toile de Jouy.

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2015年8月21日金曜日

アンディエンヌについて

近所の本屋さんで面白い本を見つけました。
『更紗 美しいテキスタイルデザインとその染色技法 』
田中敦子・編著 / 渚忠之・写真

インドから伝わって独自に発展を遂げた世界中の更紗のことや、染色の技法について書かれたボリュームのある本です。
フランスに伝わった更紗に関しても記述があります。



南フランスのテキスタイル文化を知るうえで重要なもの、アンディエンヌ(indienne)。
綴りの通り、「インドの」という意味の言葉で、東方との貿易でもたらされた、模様のある綿織物(更紗)のことをアンディエンヌと呼んでいました。
後に、フランスで生産されたコットンプリントもアンディエンヌと呼ぶようになっていきました。

古代から現代に至るまで、フランス最大の港湾都市であるマルセイユには、古くから更紗が伝わりました。
16世紀、プロヴァンス地方では美しいアンディエンヌを使ったマトラッセ(キルト)のベッドカバーや衣服などが作られるようになり、17世紀半ばになるとアンディエンヌの輸入量は莫大なものとなりました。
フランスで広く流通するようになると、アンディエンヌは流行を博します。
フランス国内の麻、絹織物を脅かす存在となったため、禁止令も発令されたほどです。

染織技術も伝わり、フランス国内でもインド更紗の模造品が作られるようになりました。
その後、フランスで独自の発展を遂げたプロヴァンスのプリント生地ですが、どこかオリエンタルな雰囲気があるのは、このような歴史を辿ってきたからです。
東方の見たこともない草花や鳥などの柄に当時のフランスの人々はさぞかし想像力をかきたてられたことだろうと思います。

1760年〜1850年頃にはアンディエンヌの生産はフランス全土に広まります。
このころ、パリ近郊ヴェルサイユの近く、ジュイ・アン・ジョザにオベルカンフという人物がアンディエンヌを作る工房を設立。
ここで作られたのがトワル・ド・ジュイ(ジュイ更紗)です。
ヴェルサイユに多くのアンディエンヌを供給していました。

去年トワル・ド・ジュイ美術館を訪れたときのことを書こうと思いましたが、長くなりそうなので、また次回。

いつも読んでくださりありがとうございます。

(参考文献)
Anne de Thoisy-Dallem 『Le Musée de la Toile de Jouy』Musée de la Toile de Jouy.

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2015年8月16日日曜日

原美術館 サイ・トゥオンブリー展

今年のお盆は特別なことはなにもせず、ほぼ普段通り。

5月からやっている原美術館のサイ・トゥオンブリー展に行きました。
開催前からかなり楽しみにしていたのに、時間がなかったり暑すぎて出かけるのが億劫だったりで先延ばしにしてたけど、ようやく観に行けた!

日本で初の大規模個展だそうで、今まで大規模個展がなかったのが本当に意外。
思いのままに線や文字などを描き殴ったかのような即興的な作品ですが、小難しさのようなものを感じないのが不思議で、創作の楽しさを感じる展示でした。


展示を見たあとは原美術館内のカフェでお庭を見ながらかわいいケーキをいただく。
「Proteus」という作品からイメージされたケーキだそうです。

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2015年8月10日月曜日

ブティ ニードルケース

ブティのニードルケース。
縁のところの連続する丸のモチーフはブティの伝統的な模様の一つ。
やっぱり昔からの模様を使うとブティらしさが出ますね。
ただ丸が連なっているだけなのに、一気にエレガントな雰囲気になる気がします。

詰め糸を詰めるときに使う長い針も収納できるようになっています。



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2015年8月1日土曜日

ブティ 小さな手鏡

最近気に入って刺している動物のモチーフ。

今回は小さなうさぎのモチーフを手鏡にしてみました。





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