ラベンダーの品種改良種のラバンジン。
ラベンダーよりも丈夫で精油の量も多いそうで、南仏ではラバンジンもたくさん生産されています。
ラベンダーよりも少しシャープな香りです。
たまたま手元にラバンジンがあったので、今回はラバンジンのサシェ。
大きさは約15cm×9cm。うしろがポケットになっていて、お好きなかおりのものを入れられるようになっています。
10月開講のブティ教室にてお作りいただけます。
さて、
なにかというと・・・
パンピーユというシャンデリア飾りのパーツの形を参考にしています。
こちらは蚤の市で手に入れたもの。
パンピーユには、涙型や楕円など様々な形がありますが、この写真のようなパンピーユの形に心惹かれます。
シャンデリア飾りに限らず、ペーパーアイテムや木製・布製のオーナメントなど様々なアイテムに使われるこの形、様式としてはバロックの形に分類されると思います。
バロックという語は「いびつな真珠」を意味するbaroccoというポルトガル語が語源と言われています。
それ以前のルネサンス様式は調和を重視したのに対し、バロックは躍動的でドラマチック。曲線を多用し凝った装飾が特徴です。
このパンピーユも、曲線で構成され華やかできれいな形というのが第一印象ですが、観察していると、なかなか個性的で面白い形をしているなぁと、ずっと眺めていたくなります。
今日はラバンジンの話からバロックの話まで、だいぶ話がとんでしまいました・・・。
書きたいことはたくさんあるのですが、また次回。
おやすみなさい。
*「パンピーユ」は、ふさ飾りや、アクセサリー、オーナメントなど、つりさげて飾るもの全般を指す言葉でもあります。
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